[2019/01/10 ほか多数 訪問]
東京に博多風の豚骨ラーメンが一気に流行ったのが、あの環七の1980年代後半の話。今では当たり前に食べられる博多ラーメンだが、本場に比べるとアレンジされていたりと、まぁ言ってしまえば東京ナイズされているのが定番だった。が、2000年代以降ともなると、最早長浜よりも濃度の濃い、強烈なラーメンも台頭し、関東における豚骨ラーメンは九州圏とは全く異なる形で進化していった。
墨田区の「よかろうもん」は90年代の創業。ここ、正直場所が悪い。三ツ目通り沿いにあるのだが、JRであれば両国か錦糸町、都営線ならば菊川が最寄駅となるのだが、どこからも歩いて15分以上かかる。意外とバスの方がアクセス良いかもしれない。いずれ遠い。なのに、いつも満席近く入り、行列も多々。秘密は、店の前から漂う豚骨臭…これがもう、たまらなく食欲をそそる。
ラーメンも抜群に美味しいのだが、ここは酒と肴も良い。まるで博多で飲んでいるかのように、ビールやら酎ハイやら、そして焼酎。これに明太子やもやし、もつ煮込みを楽しんでからのラーメンハリガネ。何せスープが強い。酒から〆のラーメンまですべて美味しく、仕上がっている。この楽しみ方が最高で、遠くとも思わず足を運んでしまうのだ。
<2026/09/09 記>

ラーメン。店の前から漂う豚骨臭、寸胴には大量の骨が沈んでいるのが見え、食べる前からの期待が強くなる

旨味・濃度いずれも極めて強い。昨今はこれよりも強烈な豚骨ラーメンの店も多いが、この店も負けていない。薄っぺらさは皆無

細麺はデフォでもハード、わたしはハリガネで頼むことが多い

チャーシューは若干弾力を感じさせる仕上がり

卓上アイテムは紅生姜と辛子高菜。特にこちらの辛子高菜は辛さが際立っていて入れすぎ注意なのだが、これがスープを一気に引き締めてくれる

5点盛り。辛味しっかりのシャキシャキのザーサイに、鰹風味の柔らか巨大メンマ。チャーシューは勿論、味玉も明太子も美味しくてビールが進む

たこ焼き。ラーメン屋では大変珍しいアテだが、熱々の焼き加減にソースの旨味が染みわたる

こんな感じで楽しい気分になり、ビール・ハイボールときて、黒霧島・山ねこと、焼酎ロックを立て続けにオーダー

店舗外観
| よかろうもん |
| 〒130-0021 東京都墨田区緑3丁目17−8 |