[2013/08/31・2022/12/24 訪問]
旭川の夜。いつも多くの人で賑わうのは四条通で、大箱の居酒屋が多い。ここを軸に東西南北を走る通りにも、大小問わず多くの飲食店が連なり、流石北海道を代表する都市だ。数多の飲食店が乱立する中、予てから「ここ」と決めて入ったのが「独酌 三四郎(どくしゃくさんしろう)」である。
四条通からちょいと離れたこちらの店、入口の扉を開けると、目の前に冷酒が並ぶ冷蔵庫。これを横に進むと右手に木のカウンター、左手に座敷。座席もみんなで座るタイプのもの。渋い。初訪問時、白割烹着のすらりとした女将さんがご対応。夏の暑い日、他のお客さん交えて楽しい語らいとなり、奥では親父さんが炭火と向かい合う。あまりに心地よく、次回も必ず訪問すると心に誓った。
9年後の再訪問時。親父さんは天国に旅立たれ、女将さんも早上がりし、それでも相変わらずお元気なのが頼もしい。今はお子様夫婦がお店を守っている。食べるもの・飲むもの・雰囲気、抜群に良い。この2年後も再訪問を狙うも、土曜の夜、予約でいっぱいだった。というわけで近年は大人気店となったこちら、折角旭川に訪問するならば、一匹狼でも予約が望ましいだろう。
<2026/06/12 記>

独酌三四郎を語るうえで欠かせない、お通しの酢豆。開業当時から変わらないというこちらの何とも言い難い美味さ、初訪問時は、これだけの持ち帰り販売もされていた。割りばし袋の文字は女将さんの手書きらしい

しいたけ。奥にある竈?で炙られて提供。この店も様々な料理があるが、真骨頂は炭火料理だろう。肉厚の椎茸、塩味で頂きます

ニシン漬け。北海道を代表する郷土料理。キャベツのシャキシャキの食感と味わいが最高

ほや塩辛。ここの料理は全般、日本酒との相性が良い気がする

燗酒は新潟の麒麟山。この店、なんと”ちろり”に日本酒を投入し、炭火で炙って燗酒にしているのだ。この提供方式、わたしも全国津々浦々あらゆる酒場にお邪魔したが、この店以外ではまだお目にかかったことが無い

サービスで頂いた、かぼちゃ漬け。これまた北海道の郷土料理らしいが、「かぼちゃなのに大根?」と、何のこっちゃわからなかった。かぼちゃの煮物に漬けるらしい。味は正直大根の方が強い。女将さんは色々な漬物にトライしていた

旭川の蔵元の酒が揃っているのも、観光客には嬉しい限り。なお、燗は麒麟山のみ、これらは冷酒で頂く

風のささやき。男山・国士無双は初回訪問時に頂いた

初回訪問時の、〆さんま。鮮度・味わい共に申し分なし

新子焼き。巨大な若鳥を炭火で焼いたもの、旭川名物としても知られている。甘ダレで焼き上げられる。ボリュームも凄い。独酌三四郎を代表する料理、〆には白飯を投入するようだ

2013年訪問時のお酒のメニュー

店舗外観
| 独酌 三四郎 |
| 〒070-0032 北海道旭川市2条通5丁目左7 |