[2014/09/04 訪問]
2度目の滋賀、昼は石山寺を散策し、宿泊は浜大津近くのビジネスホテル。この時は青春18きっぷでのロングランの東海道・山陽の旅の初日で、東京からおよそ9時間半もの大移動だったので、ただ電車に乗っていただけだがとてつもなく疲労していたのを覚えている。それでもやはり電車の旅は楽しい。
さて夜の大津、繁華街は見つけられず、しかしこの日お邪魔したかったお店は路地の裏通りのような場所にある。外観は完全に、高級料亭を彷彿とされるもの。この店こそ、大津屈指の人気店「おゝ杉」だ。2015年、この時は何と予約もなく普通に入店でき、温かく迎え入れてくれたのを今でも覚えている。
店内を見回すとカウンターはまさしく割烹料亭の赴き、左側が座敷になっているが、大人数でざっくばらんにやれるような雰囲気。2階もあるようだ。うなぎしゃぶをつまみながらご主人や女将さんと楽しく語らい、関西のグルメ事情も色々得ることができたのは貴重だ。滋賀の人たちは皆さん優しい印象で、大津が好きになったのもこの店がきっかけだと言っても良い。
この記事を書いている2026年、今や予約困難の人気店となったが、いつか気の合うメンバーでこの店でワイワイ食べて飲んでみたいものだ。
<2026/09/03 記>

菜の花漬け。何となしに頼んだが、大津の田上地区で作られたもの。味はさほど強くないが、程よい酸味に香りがたまらない。まずはこいつとビール

お造り盛り合わせ。滋賀という場所柄、福井と瀬戸内の魚がとり揃っている。福井のヤリイカのねっとりとした食感が実によい

うなぎしゃぶ。裁きたての鰻1尾を丸ごと使用した贅沢メニュー、この店でしか味わえない

うなぎしゃぶで一緒に食べる野菜とお豆腐

お汁にまずは野菜を茹でさせ、その後背中を下に向けるよう、鰻の身を浮かべる。
そいつが花開くように反り返ったら食べ頃、1ヶ月寝かせた自家製ポン酢か、たっぷりの山葵を乗せた上で醤油で頂くかの2通り。
始めこそポン酢で頂いてばかりだったが、山葵醤油の趣きある味わいも素晴らしい。出し汁・鰻身の良さが主役であるのは言うまでもないが…それにしても総合的に美味い

お通しは3種類。全体的に高級感の漂うお店だったが、ご主人も女将さんもフレンドリーで大変過ごしやすかった

酒は滋賀のものを中心に取り揃えられておりいずれも美味かった。
浪の音は熱燗で頂いたが、菜の花漬けと刺身が引き立つ美味さ。3杯目の松の司と、更にはラッキョウ漬けまでサービスで頂いてしまった。お酒はいずれもご主人のお勧め。
ホテルで休んでからの訪問だったので20時半からのスタートとはいえ、気が付きゃ23時をまわっていた…

店舗外観
| おゝ杉 |
| 〒520-0043 滋賀県大津市中央3丁目4−30 |