[2017/09/09 訪問]
土讃線で高知から阿波池田に移動し、ここから徳島線に乗り換える。この路線は吉野川に沿って東へ進み、徳島市に向かうローカル線。
やや徳島市寄りにある、吉野川市の鴨島という町。駅から数100メートル歩いたところにあるのが、ここ「王将」。
さて徳島ラーメンといえば、茶褐色のものだったり、小松島や鳴門に起源があるスタイルのものが一般的なもの。茶系とか白系とか言われる。が、「王将」のラーメンは豚骨ベースではあるものの、そんな徳島のラーメンのいずれにも属さない。スープは茶系っぽいけど、生卵はないし、チャーシューも豚バラではない。尚且つこちらは、最近の店というわけではなく、昔から独自のスタイルだ。印象深いのは、ニンニクが非常にきいている点と、強靭な歯ごたえのチャーシュー。
独自的なラーメンだが、人気店。多くが焼き飯とのセットを頼んでいた。しかしこの濃厚なスープと迫力あるチャーシューに加えて焼き飯ですか・・・凄いボリュームだ。
多くのお客さんが集う人気店で、ロットタイミングによっては待たされる。観光地とは関係のない地元民のラーメン、誰もが知ってる人気店も良いけど、こういうラーメンに出会うと、特別感があって嬉しくなる。
<2025/10/04 記>

中華そば小。徳島ラーメンというカテゴリに一切含まれない大衆中華そば。豚骨ベースでニンニクがバッチリきいたスープ、シナチクも味濃いめ。
中でもチャーシューはその強靭な歯応えが魅力で人気。麺は意外にもやや細め。
中華そば 王将 |
〒776-0005 徳島県吉野川市鴨島町喜来323−183 |