硯家 本店(東京都豊島区)…うどんだけではない、日本酒と酒のアテが素晴らしい池袋の名店

[2008/09/02 ほか多数 訪問]

わたしがかつて埼玉に在住していた時代、東武東上線を利用する機会が多く、池袋という街には大変世話になった。飲食の殆どを池袋で完結することも多かった。何せ美味い店が多い。ラーメン・居酒屋が大多数だが、他にも多種多様。そんな中、とある著名な方のグルメ本で見つけた店が「硯家(すずりや)」だった。うどんに惹かれたというより、池袋にあるからアクセスが良さそう、というだけでこの店に訪問したのだった。

場所は池袋の南側、ジュンク堂書店より更に裏手にある。この界隈もまた美味い店が多い。そんな店舗の一つでもある硯家、モダンな雰囲気のテーブル席オンリー。うどんをオーダーすれば、温かいのも冷たいのも巨大な器で提供。滑らかなうどんは喉ごし良く、茹で上がりまで時間を費やす。故、大概、酒を飲みながら提供を待つ。

そう、この店、うどん専門店ながら、とてつもなく料理メニューと日本酒が多い。むしろこちらがメイン…と言っても過言ではない。名物はだし巻き・牛筋・しめ鯖・天ぷら・ウインナー、それに麻婆豆腐なども美味い。日替わりはホワイトボードに注目。冷酒は常時揃えているのと、限定ものもある。飲み会使いで利用されることも多く、かくいうわたしも何度かそんな感じで利用している。美味いものを散々飲んで食べて、〆にうどん。最高のひと時だ。

※本稿では本店のみ掲載。南池袋点もあり、こちらも何度かお邪魔しているが、また別の機会にて

<2026/09/08 記>

マーラーつけ麺。冷たいうどんに四川風味の本格的に辛いつけダレで食す。ここの麺はハードタイプではなく滑らかな食感のうどんでツルツルの喉ごしも良い。デフォルトでもきゅうり・玉子・お揚げ・そして牛肉が入っているのも嬉しい限り

マーラーつけ麺のつけダレ。鷹の爪が丸ごと入り、白ゴマやラー油が大量に加わることで大変食欲をそそる

スパイシーカレーうどんの冷。ミンチたっぷりのカレールーも冷たく仕上げている珍しいメニュー。トマトの風味も香る

タイカレーうどん。他にも定番なら「みんなのカレーうどん」も美味い。ここはうどん本体も美味いが、スパイス系・辛味系のお汁うどんがかなりオススメ。通常のシンプルな肉うどんやきつねうどんも無論美味しいです

金華サバ。ピカピカのビジュアルも素敵、それに身の熱さ・締め具合・そして鯖独特の味わいは最高だ

ウインナー盛り合わせ。3種類のウインナー、ハーブの香りが心地よく、強い歯ごたえ・ウインナー独特の旨味が口内に広がる

真鯛の白子の天ぷら。ここは特に魚介系の天ぷらも美味い。フワリと仕上がった衣に、濃厚な白子がドロリと口の中でとろける

常駐メニューのしめ鯖も定番のメニューで人気。やはり締め加減がたまらない

春先ならばホタルイカがまた美味い。ビールも良いが、やはりこの店ならば冷酒だろう

麻婆茄子。先述の通り、この店の四川系メニューはかなり辛さを前面に出した、本場同様のテイストなので、これも例に漏れずめちゃめちゃ辛い。そして美味い

日本酒は、日替わりも多いが、これまで試したのは井乃頭(長野県伊那市)や三千櫻(北海道東川町)など、しかし恐らく一番飲んでいるのは七田(佐賀県小城市)ではないかと。酒・肴があまりに美味すぎて、申し訳ないがうどんまでたどり着かない日も多々…
思えば、この店でわたしは日本酒に開眼したのかもしれない

硯家 本店
〒171-0022
東京都豊島区南池袋2丁目12−12−10