麺屋 彩未(北海道札幌市豊平区)…元祖暖簾分けの名店はあの頃も今も行列店

麺屋 彩未(北海道札幌市豊平区)…元祖暖簾分けの名店はあの頃も今も行列店

2025年9月28日

[2008/01/12 訪問]

1月の北海道、札幌は関東などでは想像できない寒さで、人生初の札幌は豪雪などではなかったものの、残雪はあるし、身が縮こまる気温。こんな時に食べたいのが心も温かくするアツアツの味噌ラーメン。札幌の味噌と言えば「すみれ」が圧倒的に有名で、というのも当時「新横浜ラーメン博物館」に1時間以上並ぶ有名店として出店、関東人でもこの店の名は既に轟いていた。そんな「すみれ」の暖簾分け店として「彩未」がある。訪問当時に至っては、確か唯一の暖簾分けだった記憶がある。

訪問時は移転前(2014年4月に移転)だが、いずれも所在は御園。駅を出て数百メートル、既に行列が見える。昼の13時過ぎ、そして平日である。1時間くらいは並んだと思う。凄い人気だ。そして、これは記事を書いている現在も変わらず大人気なのだ。
ただ、人気なのは無論美味いからであり、「すみれの暖簾分け」という立場に全くおごっていない。ここの味噌ラーメンは熱々の炒めスープに生姜のすりおろしが加わるのが特徴で「すみれ」のコピーになっていないのが素晴らしい。

あれから18年も経過し、関東・北海道共に「すみれ」の暖簾分けも、出身店も増えた。類似の店も多い。それでも尚、多くの客に支持され、今でも行列店。だいぶ昔の記憶。またいずれ食べに行きたいものだ。

<2025/09/28 記>

味噌らーめん。香ばしいスープは味噌ダレだけでなく、あらゆるスパイス要素により食欲をそそり、火傷しかねないアツアツの仕上がり。
麺はシコシコとした強い食感の縮れ麺。生姜だけでなく、もやし・ネギなどもスープの緩和剤になる。
チャーシューがしっかりスライス上に提供されるのも「すみれ」とは異なる

麺屋 彩未
〒062-0010
北海道札幌市豊平区美園10条5丁目3−12