はな火屋(東京都新宿区)…名店のかつての味を踏襲、激戦区で長く愛されるラーメン

[2003/09/26 ほか多数 訪問]

東京、新三河島にあった「ちゃぶ屋」は2000年当時から人気だったが、護国寺に移転してからは自家製麺やスープはじめ大幅にブラッシュアップし、メディアへの露出も激増した。勿論並ばなければ食べられないし、値段も高く滅多に食べられなくなってしまった。
三河島時代は残念ながら食べることが叶わず、移転直後に頂いたのだが、その時はスープはまだ変わる前だった。そして未だに「ちゃぶ屋こそこのスタイル」という思いが強い。

そんな旧、ちゃぶ屋の味を踏襲している店が、新宿の「はな火屋」。護国寺でまだかつての味を提供していたころ、はっきり言ってこの店にお邪魔する意味を感じられなかったのだが…2007年くらいから徐々に、やはりこの味はこの店でしか味わえない…ということもあり、頻繁に足を運ぶようになった。

同じ西新宿界隈で移転後も、味は変わらず。無論、変わらぬから良い、ということではなく、ただひたすらに好みなのだから仕方ない。しかしわたしと同じ思いの客は沢山いるはず。何故なら、日本屈指の食の激戦区で、この20年、あらゆるラーメン屋が開店・閉店を繰り返しているのに、25年以上も客を呼び寄せている。しかも中盛・大盛無料は現在も継続とは…ちょっと凄すぎる。人気店に比べればゆったりしているのも魅力。今現在も、わたしにとって新宿で一番好きなラーメン屋だ。

<2026/09/05 記>

葱らーめん。間違いなく「はな火屋」で一番オーダーしている、超お気に入りのメニュー

動物系のスープに、強めの醤油ダレ。これだけでもかなりの中毒性でネギがベストマッチなのだが、やはり「はな火屋」といえば焦がしネギの存在。この独特の香ばしさ。そのままでも良し、後半は酢や絡み調味料を加えるのが良い

麺は中サイズで歯ごたえも良し。後述のつけ麺で食べても美味い

柔らかく仕上げられたチャーシューはホロリと崩れる柔らかさ。しんなり味が染みたメンマも美味しいし、チャーシュー・メンマ・ネギを同時に頬張るのは最高の瞬間

こちらは葱と、にんにくチップのトッピング。ジャンク感を出すために、ネギだけで足りない時はニンニクも合わせて追加してしまう。「はな火屋」のラーメンは口当たりが優しい故、上品さも感じさせるものの、個人的には思いっきり、貪るように食べる逸品だと思っている

移転前の、2011年に食べた「ざる」。今は「つけ麺」表記で、少々ビジュアルも異なるようだが見た限り方向性は一緒っぽい。酸味が強めのつけダレに中サイズの麺がよく絡む

2015年11月訪問時、辛味噌つけ麺のつけダレ。ビジュアル的には辛さの強烈さを想像してしまいがちだが、思ったほど辛くは無く、むしろベースのスープを一層引き締めている印象。味噌そのものの甘味も加わるので、優しい感じを受ける。これも好きで、一時期こればかり頼んでいた時期がある

2014年訪問時の、背油げんこつらーめん・ニンニクチップ。夜のみ提供のメニュー。通常頂いているのとだいぶ見た目が違うのだが、スープのベースは一緒なのでこの店らしいテイストを感じさせた

店舗外観

はな火屋
〒160-0023
東京都新宿区西新宿7丁目15−17