[2003/09/15 訪問]
今でこそ、秋田県は東北有数のラーメン激戦区と変わったのだが、20年近く前は文化的にあまり根付いていなかった。角館の某店や、秋田市内の江戸系など、昔から地に根付いたラーメン文化はあったが、この当時はまだご当地ラーメンのブームから遠かった。
とある本に掲載されていた、十文字ラーメン。まだ2000年初頭だ。これが妙に気になっていた。北上線で横手まで移動し、その後奥羽本線で南下し降り立った十文字。当時はまだ合併前だった。そして当時は駅からさほど離れていない場所に「三角そばや」があった。
焼き干しの香りと縮れ麺がたまらない一杯。非常に印象深く、会社の先輩にも土産で買ってしまったほど。後年、一度閉店した際は二度と食べられないのかとガッカリしたが、その後駅から遠くなったが復活、そして今や全国から客が集う名店に。十文字ラーメンの名店だ。
<2026/02/10 記>

並盛り。十文字を特徴づける、焼き干しの香りがふわぁん、と鼻腔をくすぐりたいへん食欲をそそる。麺は縮れの細麺で、優しくもしっかり主張を感じさせる。
チャーシューは薄くスライスされたもので、柔らかくしんなりしたメンマも美味い。そしてスープをたっぷり吸い込んだお麩。
全体的に日本蕎麦を連想させるものの、やはりラーメンなのだ

かつての店舗外観
| 名代三角そばや 本店 |
| 〒019-0509 秋田県横手市十文字町梨木羽場下63−1 |