割烹 魚仙(新潟県長岡市)…新潟の日本酒の殿堂、まるで酒の博物館

割烹 魚仙(新潟県長岡市)…新潟の日本酒の殿堂、まるで酒の博物館

2025年10月5日

[2012/07/14・2022/06/11 訪問]

中越でいちばんの都市、長岡は駅前も賑やか。初の新潟宿泊はこの街だった。駅前にある「アオーレ長岡」は造詣が素晴らしく、開け放たれた空間や、どことなく豪勢に感じられるペデストリアンデッキに見惚れてしまうのだが、デザインが隈研吾さんというのだから納得だ。界隈はJR長岡駅周辺、居酒屋・バー・中華などなど多種多様。

「魚仙」は中でも人気店。初めて訪問した時は友達と3人で、確か予約したと思う。2度目は予約なしでソロで、この時はカウンターがかろうじて空いていた。名物はなめろう、ここのはブリを使用。そして長岡なんだから栃尾の油揚げも食べたい。
加えて日本酒。新潟の酒ならば全て揃っているのでは??兎に角数が凄まじい。なので、通でなければ利き酒セットでまずは臨んだほうが良い。といっても、この利き酒セットも16種類くらいの種類があるわけだが…で、その中から次の酒を選ぶも良し。まさに新潟の日本酒の殿堂、博物館だ。

2階・3階は宴会場。1階もカウンター含めそこそこ広いのだが、それでも予約が無難なほど、新潟でも屈指の人気店。酒も肴も極めて美味しく、10年ぶりに再訪問できたのは本当にありがたい限りだ。そして、また機会を得てお邪魔したいと思う。

<2025/10/05 記>

なめろうはブリ。ニンニク味噌の味わいが加わりいくらでも食べれる、いわば酒泥棒

油揚げ。濃い目の醤油・生姜・ネギに、分厚い油揚げのカリッカリの表面の歯応え

このラインナップ!新潟の日本酒好きには、たまらなすぎる

きき酒セット。これでもほんの一部とは・・・

酔法師・雪中梅・千代の光・白瀧・妙高山。なんと、10年前の初訪問時も同じものを頼んでいた。人間、そうそう嗜好なんざ変わらないからなぁ・・・

そして、頼んだ利き酒には含まれていなかった「松乃井」と「根知男山」を。根知男山は相当美味い

2012年訪問時はのどぐろもオーダー。「時価」にビビり、実際安くはなかったのだが、ホロホロと崩れる身はよく脂が乗っていて、何もつけなくても食べられてしまうほどで(通常は醤油で楽しむ)

冷やしトマト。この友達はトマトが好きでね、いつも頼んでました

冷蔵庫はマジでこんな風に陳列されている

店舗外観

割烹 魚仙
〒940-0066
新潟県長岡市殿町1丁目3−4