[2022/06/26 訪問]
一関は東北新幹線開業以降も、長年、岩手の玄関口だった。今や、はやぶさなどが主流につき通過する新幹線の方が多いが・・・ちなみに駅名は「一ノ関駅」。神戸の三宮(JRは三ノ宮駅)と同じですね。それにしても平成の大合併により一関市は巨大な面積となった。今やお隣が陸前高田か気仙沼とは・・・巨大化しすぎだろうに。わたしにとって一関は専ら合併前のエリア。駅前なら大町や地主町界隈が、飲み屋が多い。
「自雷也」は駅前にある割烹料理の店。正直お高い印象・・・実際、安くはない。が、前沢牛を使ったすき焼きとなれば当然の値段。そして質の良さからしたら、十分な価値だ。女将さんが目の前でこさえてくれるのが嬉しいね。柔らかくも旨味のしっかりした牛肉、割り下が染みこむ肉と野菜。〆のうどんまで完璧だ。
岩手のお酒を片手に美味い牛肉を堪能した。しかしまぁ、駅前ということで注意さえすれば乗り遅れは無いであろう立地。これはついつい酒が進んでしまうなぁ。先に述べた通りそこそこの値段だったけど、折角の旅なんだしこれくらい贅沢しても良いでしょう。何よりも美味しかったのだから。
<2025/10/13 記>

贅沢して特製すき焼きにした。出番を待つ前沢牛と野菜・豆腐たち

グツグツと煮えていく具材たちの姿が壮観だ

前沢牛のA5ランクを惜しげもなく使用、まさに「溶ける…」という表現が相応しい肉。敢えて良く噛んで食べるのも、肉の旨味がめちゃめちゃ出てくるのでオススメ

割下が若干濃い目につき、日本酒も進む進む。関山をオーダー

〆はうどんで。溶き卵も加わる

卓上スパイスで味を整えて食べるのも良し

店舗外観
牛肉割烹 自雷也 |
〒021-0867 岩手県一関市駅前42 |